メキシコの大学との毎年恒例イベントをメキシコシティとグアナフアトで開催

今年の3月上旬、広島大学グローバル化推進室がメキシコを訪問しました。今回の訪問の目的の1つは、UNAM大学の施設であるCRAIで新しい広島大学オフィスを始動させることであり,3月10日には”Open Office”というイベントが開催され、広島大学への交換留学プログラム説明会に約20名の学部生が参加しました。

“Open Office”に続いて,”Society 5.0”というテーマのもとで2つのイベントが開催されました。一つ目はUNAM大学応用数学及びシステム研究所(IIMAS)の協力のもとで3月11日に開催され,2つ目はグアナファト大学のシラオキャンパスで3月13日に開催されました。イベント当日は,COVID-19の影響により学生の出席が急遽禁止となったため、参加大学の教授と地元産業の関係者の方々だけの参加となりましたが,グアナファト大学でのイベントを録画したものが後日学生に公開される予定となっています。

各イベントでは,平見尚孝教授が広島大学で行われているトリプルへリックスの活動について,広島大学情報学部副学部長の金田和文教授が未来社会における機械学習とコンピュータグラフィックスの貢献について,それぞれ発表されました。その後、お二人は広島大学で新しく実施されているデータサイエンス研究プログラムについて話されました。UNAM大学でのセッション後は,組織間のさらなる連携を求めいくつかの学術的共同提案が議論されました。

 

           

    UNAM大学CRIの広島大学オフィスにて         イベントで発表される金田和文教授